結論 花粉症は腸内を健康にすればなりません。乳酸菌を増やして腸内を綺麗に!
今週のお題「花粉症対策」
ある日突然、花粉症になってしまった。
それから毎年春先になると辛い。薬を飲んでも効かない、高級なマスクを買ってもダメ、眠れない、朝くしゃみで目が覚める・・・正直死にたいと思う方も多いと思います。
私もそうでした。
ところで、みなさんの周りで、花粉症が治ってしまった、という方いませんか?
私のまわりではいました。
・甘い飲み物をやめて、水とお茶に変更した。
・肉を食べる量を減らした。
・3日間ほど、野菜スープだけで過ごした。
共通してるのは、食事を変えたということでした。
花粉症を治すために必要なこと
花粉症を抑えるための薬を飲んでも、症状を抑えるだけで、治ることはありません。そして、薬には副作用があります。風邪みたいに症状を緩和している間に自然治癒すればよいのですが、花粉症は・・・自然治癒しません。
現代社会において、空気は汚い上に、食事も人工的な添加物を避けることは困難です。生活リズムも乱れがちです。ストレスが増えると自律神経が乱れます。しかし、それらの中で生きていかなければいけません。
薬に頼るのもの手ですが、本来頼るべきものではないです。突然花粉症になったのであれば、花粉症になる前の体に戻せるはずです。
鼻、口、目の粘膜は、皮膚とつながっていますよね。
鼻水やくしゃみばかりが、花粉症と思われがちですが、肌にも違和感ありませんか?
肌は、口の中ともそのままつながっているように、腸内ともつながっています。
花粉症が治ったという人の話に共通してるのは、食事の変化でした。
皮膚・粘膜にきちんとビタミンが行き渡ることが大事
食べたものが栄養として吸収され最終的な消化を行うのは腸です。
腸内には、さまざまな菌がいます。
赤ちゃんの腸内は綺麗な菌しかいませんが、年齢とともに悪い菌が増えていきます。
腸内の菌のバランスが崩れることが問題なのです。
これは花粉症に限ったことではありません。
海外では、肌のアレルギー症状などは、まず腸内の検査から行うのが当たり前だそうです。
血液検査して、アレルギー反応を調べて、それに合うであろう薬を処方してもらう。という流れはそもそも本末転倒です。アレルギー自体を治したいんですよね?
であれば、詳しいことはわからなくても、腸内を綺麗にすればよいはずです。
花粉症の季節になると、機能性ヨーグルトが数多く発売されます。ヤクルトが花粉症に効くということで試された方も多いのではないでしょうか?
いくらヨーグルトをたくさん食べて良い菌を摂取しても、腸内いる悪い菌すべてに効くわけではありません。悪い菌にもいろんな種類があるはずです。
実は、ビタミンH(ビオチン)というビタミンがあるのですが、これはヒスタミンを体外に排出する作用があります。ヒスタミンはアトピーや花粉症の起こす物質です。
このビタミンHは、腸内にいる菌が生み出してくれます。
しかし、腸内にこのビタミンHの体内への吸収を阻害する菌もいるのです。
サプリメントなどで、ビタミンHを摂取しても、吸収を阻害する菌がいる限り、効果は期待できないのです。そして、ビタミンHは、ビタミンB、ビタミンC、亜鉛、マグネシウムと合わさることで力を発揮します。ですので、バランスのいい栄養も不可欠です。
アレルギーで苦しんでいる方は、この体内のビタミンHが少ない人が多いそうです。抗生物質などの薬を飲み続けると、ビタミンHを産み出す力が少なくなるとも言われています。
つまり、腸まで届く乳酸菌入りのヨーグルトなどは確かに効果あるでしょう。しかし、偏った食事をしている人には効果はあまりないはずです。これはとても大事なことです。
いくら腸にまで届く乳酸菌を含んだヨーグルトなどを摂取しても、肌と粘膜に必要な栄養分を摂取していなければ、花粉症は改善されません。
大事なのは
・ビオチン(ビタミンH)
・ビタミンC
・ビタミンB
・亜鉛
です。
これらをきちんと摂取プラス乳酸菌を摂取すれば、よくなります。
乳酸菌は、ビオフェルミンなどの錠剤でいいと思います。私は、ミヤリサンという乳酸菌を薦めます。しかし、これは薬局でみたことがありません。アマゾンなどで売られています。皮膚の重い疾患の方が、ビオチン療法を行う際に飲まれるのが、ミヤリサンです。
肉の量などを控える。
生卵は避けて加熱する。
ビオチン、ビタミンC,B、亜鉛をサプリメントでいいので摂取する。
ミヤリサンを食事終わりに飲む。
これを続ければ効果は実感できると思います。
マスクや薬にかける費用にくらべれば大変安上がりです。
花粉症に関係なく、日々続けていけば、健康な腸内、それこそ体質改善になることでしょう。